本書は、都市交通のあり方を「モビリティをデザインする=モビリティ・デザイン」という視点から取り上げ、公共交通(特にバス)の考え方、中心市街地での考え方を、世界各国の先進的な具体例を挙げながら、わかりやすく解説しています。
人のスムーズな移動のため、まちのにぎわいの創出のため、どのような「モビリティ・デザイン」が求められるのか。都市のあり方、交通のあり方を考えるための必読書です。
本書は交通インフラ関連を中心に扱う専門月刊誌「パーキングプレス」で好評執筆中の連載を一冊にまとめたものです。単行本化にあたっては大幅に加筆修正し、都市交通に携わる方や学ぶ方はもちろん、バスや公共交通に興味を持っているすべての方のために、平易な言葉と写真によって、読み進めやすい構成としました。